脂身嫌いな私が作った「豚の黒糖角煮」
こんにちは、毎日春が近づいていますね。
周りの人を見ると、薄着の人が増えてきています。
風が冷たそうだからと、うっかり厚手のコートを羽織ったまま出かけると、恥ずかしい思いをしてしまいます。
今日は、豚のバラ肉を使って低温調理をしてみました。
私好みには出来あがらなかったですが、意外にも夫は気に入ったようでパクパク食べていました。
それでは、どのように作ったかをご紹介しますね。
豚の脂身が苦手な方はいませんか?
実は、私は肉の脂身が苦手で残してしまうんです。(もったいない!)
太ることも気になりますが、子供のころからの好き嫌いが影響しているんですね。
周りの家族や友人は肉好きが多いので(こっちが普通?)、自分が好きではないからと、全く料理しないわけにもいきません。
そんな時、若宮寿子先生の書籍で紹介されていた「豚の黒糖角煮」は作ってみたいと思っていました。
「3時間ゆっくり火を通すと、口の中でとろける」おいしさと書かれていました。
もし、自分で作ってもこんな風に出来上がるのなら、やってみたい。
だってスーパーで売られている「角煮」や「チャーシュー」は、柔らかいんだけど味付けが濃すぎるので。
材料(2人分)
豚バラ肉(ブロック) 350g
調味料(A)
- 黒砂糖 大さじ3
- 酒 大さじ1
- しょうゆ 大さじ2
- だし汁 50ml
- ショウガ(スライス)6枚
作り方
- 豚肉は食べやすい大きさに切る
- ポリ袋にAと1,を入れもみ込んで味付けをする
- ポリ袋の空気を抜いて袋の口を閉じる
- 炊飯器に2,と70℃の湯を入れて3時間保温する
- ポリ袋を取り出し、袋のまま氷水で20分冷やす
- ポリ袋の下の角をハサミで切って、汁気を出す
- 袋の下から肉だけを取り出す
- 肉から分離した脂が袋の上部に残っているので、そのまま捨てる
- 肉を電子レンジ(600W)で2分加熱し、汁をかける
※ 氷水で冷やすことで、肉と余分な脂を分離することが出来る。
食べてみた感想は?
味
市販の角煮やチャーシューのような、濃いインパクトのある味ではありません。
コクもやや物足りない方がいるかもしれませんね。
私にとっては、淡泊な甘辛さでちょうど良かったです。
余分な脂は捨てていますが、汁にはかなりとろみが残っています。
柔らかさ
私が思っていたような、「箸で簡単にほぐせる」ほどには柔らかく出来ませんでした。
低温でじっくり加熱すれば、バラ肉がすごく柔らかく調理できるイメージだったのに。
「できるだけ食べやすく柔らかく」は、歯肉ガンの手術をした夫のためだったのですが、意外にも夫は小さくハサミで切り分け、あっという間に食べていました。
汁にとろみがついているので、飲み込みづらいお年寄りでも大丈夫かもしれません。
市販品に比べれば、ちょっと薄味でお安く作れるので、良かったらお試しください。