タラの子の煮物 磯部巻きを作ってみたら?
回は、炊飯器の保温機能を使った調理を試してみました。
下の写真は、講習会で作ったものの写真です。
材料(2人前)
助子(スケコ) 80~100g(大なら2本、小なら4本くらい)
焼きのり 縦1/2枚
茹でた菜の花(あれば) 適量
調味料(A)
- 砂糖 小さじ4(少し甘め)
- みりん 小さじ2
- しょうゆ 小さじ2
- 水 大さじ2(大1だと少し濃いめ)
講習会で使われたのは塩気の無い「生の助子」で、スケトウダラの卵巣です。
栄養素的には「ナイアシン」というビタミンB群が含まれ、二日酔いを避ける効果が有り「目」に良いと言われてます。
これは冬の時期にしかないそうで、手に入れるのが実はなかなか難しかったです。
スーパーの魚介売り場で見かけるのは、「明太子」や焼いてたべる「塩たらこ」がほとんどです。
私が買ったのも普通の「たらこ」で、少し塩気のある加工したものでした。
作り方
- 助子は水洗いをして水気を切り、左右のつながりを切り二つに切る
- ポリ袋にAを入れ混ぜたら、1を入れる
- ボールに水を入れ、2を浸し水圧で空気を抜き口をしっかり結ぶ
- 炊飯器に70℃の湯と3を入れ蓋をして40分保温する
- 焼きのりの長さを半分に切り、4に巻きラップで包み、形をととのえる
- 5を切り分け器に盛り、菜の花を添える
実際に作ってみたら?
海苔が上手く巻けませんでした
買ったときは気づかなかったのですが、すでに「たらこ」に切り込みが入れてあり、皮で覆われていない部分が有りました。
調味料で味付けして低温調理した後、海苔で巻こうとすると崩れてしまったのです。
仕方なくラップで巻いたまま、電子レンジでチンしたところ外側のみ加熱されてしまい、断面を見ると色が違うことが分かります。
塩気が強かった
塩気の無いたらこを使う前提だったので、元々やや塩分が含まれているたらこにレシピ通りの調味料を使うと、味付けが濃かったようです。
講習会で試食した磯部巻きは、本当に柔らかくしっとりしてやや甘く、ご飯のおかずにもお酒の肴にもぴったりだったので、すごく残念でした。
仕方なく、冷蔵庫に残っていたシラタキと混ぜ合わせて別の一品を作りました。
これは、北海道などで良く作られるお惣菜だそうです。
炊飯器調理はやっぱり取り入れたい!
私の最初の炊飯器調理は失敗しましたが、「保温」調理は何と言っても気楽です。
今後も、是非この調理法をマスターして使いこなしていきたいな!と思っています。
次回の記事では、にんじん同様に緑黄色野菜である「カボチャ」を使った煮物を作ろうと思っています。