カボチャのレーズン煮を作ってみました。
前回、「たらこ」が思っていたよりも柔らかい仕上がりだったので、海苔を上手く巻けずにきれいな断面を作れませんでした。
今回は、たまたまスーパーで売られていたカボチャ1/4個(メキシコ産)を買っていたので、これを使ってレーズン煮を作ることにしました。
普段は、和風だしとしょうゆ・みりんで煮ることが多いので、たまには洋風常備菜も良いかな?と思ったからです。
何かもう一品欲しい時に、便利ですよね。
材料(2人分)
カボチャ 160g
レーズン 大さじ2
調味料A
- 水 50ml
- 砂糖 大さじ1
- バター 10g
作り方
- カボチャは種を取り除き、2cm角に切る。
- ポリ袋に1、レーズン、調味料Aを入れる。
- ポリ袋の空気を抜いて口を閉じる。
- 鍋に湯を沸かして、2を5分煮たら火を止める。
- 蓋をしてタオルで包み、60分保温する。
- 具材を袋から出して器に盛る。
作ってみて気づいたことは?
水を張ったボウルで空気を抜く方法
ここで気をつけることは、ポリ袋の口をボウルの外側に出しておくことです。
空気を抜く時に、ボウルの中の水がポリ袋内に入ってしまってはダメですからね。
今回のレシピでは、意図的に保温時間を長めに取りました。
家族の中に、「柔らかめ」の方が食べやすい人がいたからです。
使用する鍋は「土鍋」が一番良いようです。
保温力が高いですからね。
私は、一般的なアルミ鍋を使いました。
鉄やアルミの鍋は保温力がやや劣るので、新聞紙を一度巻きます。
新聞紙の上からバスタオルを巻くと、保温力が上がるので是非活用してくださいね。
味と栄養素は?
レシピ通りの砂糖の分量で、甘さはちょうど良かったですね。
カボチャは種類によって、元々の甘みが少し違うので調整が必要かもしれません。
前回作った「にんじん」もそうですが、根菜類は高温加熱をします。
野菜や果物に含まれる食物繊維は、加熱することで柔らかくなるからです。
100℃未満で加熱する低温調理で気をつけなければならない栄養素が二つあります。
80℃以上で分解されるペクチンと、90℃以上で分解されるセルロースです。
セルロースは根菜類に多く含まれているために、90℃以上の加熱が必要です。
そのため、「低温真空調理」の本では一度沸騰させる方法を取っているそうです。
出来上がり写真のように、保温時間を長めにしたためやや煮崩れてしまいました。
見た目の美しさを重視したいのであれば、レシピ通りの1時間保温の方が良いですね。