炊飯器の低温調理で「さばのみそ煮」!
2月6日の講習会では、「さばのみそ煮」を作りました。
「さばのみそ煮」を、わざわざ低温調理するの?と思いますよね。
でもメリットがいろいろあるんですよ。
今回は炊飯器での魚調理についてご紹介します。
さばのみそ煮
材料(2人分)
・さば 2切れ(1切れ60g~120g)
・調味料(A)
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- みそ 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ショウガ(薄切り)小1かけ
※ さばの1切れサイズは小さければ60g、大きければ120gまで大丈夫です。
作り方
- ポリ袋にAを入れて混ぜ、さばを加え最後にショウガを加える
- ポリ袋の空気を抜いて口を閉じる
- 炊飯器に1、と70℃の湯を入れて40分保温する
- さばを取り出して器に盛り、汁をかける
※ さばの骨でポリ袋に穴が開くのが心配なら、チャック袋に入れると良いです。
さばとショウガのメリット
さばを食べる良さは?
青魚の脂に含まれるEPAには、血液をサラサラにする効果が有ります。
また、DHAはコレステロールを下げるために、脳細胞に良い影響を与えます。
私のような中高年女性は、悪玉コレステロールが増えがちなのでありがたいです。
血合いの部分には豊富に鉄分が含まれているので、捨てずに食べましょうね!
また、現代人は様々なアレルギーを持っていますよね。
私もスギ花粉でくしゃみや鼻水が良く出ますので、毎年春先は困っています。
ところが、毎日手のひらサイズの旬の魚を食べていると、アレルギーが少なくなるそうです。
もっともっと、魚のメニューを取り入れたいですね。
ショウガは生より加熱で摂る!
最後に、ショウガには体を温める薬効成分が有ります。
辛み成分が発汗作用を促すため、風邪をひきにくくします。
ショウガは、生よりも加熱した方が効果がUP!するそうですよ。
香りが強まり食欲を刺激しますし、毒消しや吐き気止めの作用もあります。
作ってみて感じたこと
調理の失敗は無し!
肉の調理に比べると、熱の通りに不安が無く簡単です。
直火で作ると、味噌・みりん・砂糖などが入った調味料は焦げ付きやすいんです。
炊飯器で作れば、「ちょっと目を離したすきに焦げてしまった!」なんてことがありません。
出来合いの調理済み食品は不経済
実は、今までよく冷凍の「さばのみそ煮・骨とり済み」を買っていたんです。
熱湯で温めるだけで、ちょうど良い味付けのものが食べられますからね。
でも、お金の面で考えるとやっぱり割高です。
二人分の材料と同じ分量の出来合い品を比べると、出来合いのものは2倍の金額です。
手軽にできて、栄養面でも節約面でもこのメニューは絶対おススメです。