「ゆでないパスタ・ポロネーゼ?」炊飯器で作ってみたら!
こんにちは、
毎日、家で食事作りに追われている方は
たくさんいることと思います。
特に、お子様やお年寄りの食事も準備されている
ご家庭は、本当に大変ですよね。
我が家は二人暮らしですが、それでも同じような
メニューが食卓に並び困ってしまいます。
そんな時、料理本「炊飯器で魔法のレシピ100」に、
炊飯器で作れるパスタのレシピを見つけました。
ちょうど、家にある材料で作れるので試してみました。
結果はどうだったでしょうか?
材料(2人分)
スパゲティ 160g
玉ねぎ 1/4個
ニンニク 1かけ
(A)
作り方
- 玉ねぎ、にんにくはみじん切りにする。
- 炊飯器に1とAを入れてよく混ぜ合わせる。
- 半分に折ったスパゲッティを、くっつかないように上にのせる。
- 早炊きモードで炊く
- 全体を混ぜ、器に盛る。
作ってみた感想は?
面倒くささが一気に解決する方法!
我が家もご多分に漏れず、「保存食」を少しずつ買い置きしています。
お米が多いのですが、乾めんのスパゲティを備蓄している人も多いですよね。
日持ちするせいか、スーパーマーケットの棚でも品薄になりがちです。
ただ、鍋に湯を沸かして決められた時間通りにスパゲッティをゆで、フライパンで具材を作ることを考えると、ちょっと面倒くさい。
それが、「下ゆで無し」「炒めいらず」というやり方ならば、作る人にとっては魅力的ですよね。
早炊きモードでも、時間がかかった
炊飯ジャーに、「冷凍の合いびき肉」と他の材料・調味料を入れました。
我が家の炊飯器は小さめなので、2人分とはいえ「大丈夫かな?パワーが弱いかな?」と心配になりました。
肉が冷凍のままで温度が低かったため、出来上がりまでの時間はかかるだろうと思っていましたが、案の定1時間もかかってしまいました。
具材と調味料の上にスパゲティをのせますが、ジャーの面積が狭いので、三つ折りにしてのせました。
この辺りまでで、相当いい加減な調理になりましたが、毎日三食自炊していると手抜きもしたくなります。
本来は「ローリエ」も上にのせるはずでしたが、家にあると思っていたのに切らしていたようです。
物足りないとはいえ、これも無しで済ますことにしました。
味はアッサリ、やや物足りない
本来の「ポロネーゼ」は、赤ワインを使ってもっとコクのある味ですよね。
このレシピではワインを使わずほぼ缶詰のトマト味だけ、さらに塩気も少なめなので、味付けはやや物足りない感じでした。
更に、「ゆで時間7分」のやや細めのスパゲテッィだったので、出来上がりはかなり柔らかく、麺同士がどうしてもくっついてしまいます。
ですから、普通の時にこれを「スパゲッティ・ポロネーズよ」と出されたら、ちょっと
「??」と言いたくなるでしょう。
「ポロネーズ」と「ミートソース」の違いは?
ところで、私が子供の頃は「スパゲティミートソース」というメニューが人気でした。
これは、香味野菜とひき肉を炒めてトマトの水煮で煮込み、ケチャップや砂糖を入れて甘めに味付けされた日本オリジナルのメニューです。
イタリアの「ボローニャ」発祥の「ボロネーゼ」は、トマトの水煮で煮込むところは同じですが「赤ワイン」で味付けし、「タリアテッレ」という平麺を使います。
このように書いてみると、今回私が作ったスパゲテッィはどちらともつかない不思議なものでした。
まとめ
味付けが物足りないとはいえ、塩分や油分を気にする方にとってはちょうど良い味付けかもしれません。
細いスパゲッティよりもペンネなどの方が、くっ付きづらくてうまくいきそうです。
炊飯器によって、「早炊きモード」だとどのくらいの時間で出来上がるか、やはり一度作ってみないとわかりません。
ただ、レシピの載っていた書籍の副題は「ぜーんぶ入れてスイッチ・ピ!」です。
出来上がりまでに時間がかかったとはいえ、手間は本当にかかりません。
真夏の暑い時期に、鍋で熱湯を沸かしての「麺の茹で作業」はなかなかキツイです。
ですから、炊飯器でパスタを作れるなら、研究の余地ありですね。
美味しくできるように、もう少し工夫してみようと思いました。